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【ざっくり解説】コスト管理できるサービスの特徴や違い|AWS SysOps Administrator Associate(SOA)

AWS
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こんにちは!在宅カエルです!
今回もAWS SysOps Administrator Associate(SOA)受験に向けて学習を進めます。

今回はAWS SOAの勉強している中で
コスト管理に関するサービスがいくつか出てきたため、
その特徴や違いについてまとめてみました。

主に自分の勉強用ですが、同じくSOAを受験する方も
是非参考にしてみてください!

こんな方に読んでほしい!
AWS SysOps Administrator Associate を勉強中の方
AWS のコスト管理サービスの特徴や違いを知りたい方
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AWS SOAにおけるコスト管理

下記AWS公式サイトのSOAの認定によって検証される能力にもある通り、
SOAではAWSの使用コストの管理についての能力が問われます。

AWSサービスは一部無料のものもありますが、
基本的には使った分だけコストのかかる従量課金制なので
運用面において重要視されるのは納得です。

このようなことからSOA受験にあたって
コスト管理の方法について理解しておく必要があります。

認定によって検証される能力

  • スケーラブルで、高可用性および高耐障害性を備えたシステムを AWS でデプロイ、管理、運用する
  • AWS との間のデータフローを実装および制御する
  • コンピューティング、データ、セキュリティ要件に基づく適切な AWS のサービスを選択する
  • AWS 運用のベストプラクティスの適切な使用方法を識別する
  • AWS の使用コストを予測し、運用コストコントロールメカニズムを識別する
  • オンプレミスワークロードを AWS に移行する
    AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト公式サイトより引用

AWSのコスト管理方法

SOAにおけるコスト管理の重要性がわかったところで、
コスト管理方法を見ていきましょう。

各サービスを詳細に説明していくとヒジョーに長くなるので
ここでは特徴や他の方法との違いを重視してまとめていきます。

公式サイトのリンクなども貼るので詳細に知りたい方は
そちらからどうぞ。

Budgets

AWS Budgetsは予算を自分で定めて、コストや使用量が
予算額を超えたときにアラートを発信することができます。

カスタム予算の作成と予算超過時のアラートが主な機能になります。

カスタム予算の作成
月単位、年単位などの監視期間を指定して、
目標(予算)となるコストやリソース使用量を定めます。

予算超過時のアラートでは
カスタム予算で指定した期間内に予算を超過すると
アラートを発信する機能になります。

予算に対して最大5つの閾値を設定でき、
SNSトピックを利用してメールで通知することや、
Slackに通知することもできます。

Cost Explorer

AWSリソースの使用量・使用料金を可視化し、
確認・分析できるツールです。

最大過去13ヶ月分のAWSのコストをグラフで可視化できます。

サービス毎、プロジェクト単位でのコストをグラフを使って
簡単に確認できるのが特徴です。


AWS公式サイト- AWS Cost Explorer より引用

BlackBelt

コストと使用状況レポート

コストと使用状況レポートとは
AWSからの請求の詳細なデータが含まれるレポートファイルです。

ユーザーが各サービスの利用状況を時間単位・日単位で確認することができます。

Cost Explorerがグラフを用いて感覚的にコスト状況を理解できたことに対して
コストと使用状況レポートは詳細データを用いて、分析などを可能にします。

また、Amazon Athenaと連携してSQLを使いながら分析することも可能です。

AWS公式サイト-AWS のコストと使用状況レポート より引用

請求の一括管理

AWS Organizationsの一括請求機能を使うことで、
複数アカウントのコストを管理することができます。

これによって組織全体の利用料をまとめることができます。

請求をまとめることによってボリューム料金の割引や
リザーブドインスタンスの割引を受けうることができるため
料金が安くなることがあります。

また、統合アカウントを作成して他のアカウントを
メンバーに登録することによって統合アカウントから
各アカウントのAWSサービスの使用量を確認することができます。

 

 

請求アラートの設定

請求アラートとは事前に設定した金額をAWSの利用料が超過すると、
通知メールが送信されるサービスです。

ルートアカウントのマネジメントコンソール右上の
Billing and CostManagementから有効化ができます。

どのような金額になるとアラートを発生させるかは、
CloudWatchにてメトリクスの設定で管理します。

請求アラートは実際に設定してみたので下記記事にまとめています。

【AWSコスト管理】AWS請求アラートの設定方法|使用料金を把握しよう!
こんにちは!在宅カエルです! 今回はコスト管理の方法の一つである請求アラートの設定を 実際に実施してみます。 ▽その他のAWSサービスのコスト管理方法についてはこちら 請求アラートの設定 請求アラートと...

AWS料金計算ツール(AWS Pricing Calculator) 

AWS料金計算ツールとはAWSサービス単位で料金を調べたり、
ユースケースによってかかるコストの見積もりを行うことができるツールです。

 

TCO計算ツール

従来のオンプレミスの環境でかかるコストとAWSへ移行した場合のコストが比較できます。
上記のAWS料金計算ツールに統合されました。

まとめ

AWSのコスト管理の方法についてまとめました。
SOAで出題されそうなサービスはある程度カバーできたかなと思います。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

ではでは。

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