スポンサーリンク

【ざっくり解説】ELBのCloudWatchによるモニタリング|AWS SysOps Administrator Associate(SOA)

AWS
スポンサーリンク

こんにちは!在宅カエルです!
今回もAWS SysOps Administrator Associate(SOA)受験に向けて学習を進めます。

主に自分の勉強用ですが、SOAを受験する方も
是非参考にしてみてください!

こんな方に読んでほしい!
AWS SysOps Administrator Associate を勉強中の方
AWS ELBのCloudWatchによるモニタリングについて知りたい方

ELB・CloudWatchの概要は別記事でまとめてます。
まずELBとは?CloudWatchとは?という方は
下記記事から読むことをオススメします!

スポンサーリンク

CloudWatchによるモニタリング

ELB(Elastic Load Balancing)はロードバランサーの状態や、
ターゲット(負荷分散対象のEC2インスタンスなどのこと)についての情報を
メトリクスとしてCloudWatchに発行します。

メトリクス・・・・
CPUの使用率、メモリの使用率、エラー発生数など
データポイントを一定期間集計したデータのこと。

CloudWatchは60秒間隔でELBのメトリクスを監視することができます。

CloudWatchによってメトリクスを監視することで異常を検知した際に
管理者にメールを送信する、EC2インスタンスを再起動などの
アクションを自動で実行できます。

ELBが発行するメトリクス

ELBが発行するメトリクスはたくさんあるので、
その中からAWS SOAに出題されそうなものを表にしました。
メトリクス名から内容が概要がわかるようにしておきましょう。

メトリクス 説明
HealthyHostCount ELBの負荷分散対象のうち、正常なEC2インスタンスの数
UnHealthyHostCount ELBの負荷分散対象のうち、異常なEC2インスタンスの数
RequestCount ELBが処理するリクエスト数
Latency リクエストがELBを離れてから応答を受け取るまでの経過時間
HTTPCode_ELB_4XX
HTTPCode_ELB_5XX
ELBが返した4XX、5XXのレスポンス数
HTTPCode_Backend_4XX
HTTPCode_Backend_5XX
ELBの負荷分散対象が返した4XX,5XXのレスポンス数
SpilloverCount サージキュー(※1)から溢れたため拒否した件数

 

※1 サージキューとは・・・
ELBはバックエンドのEC2インスタンスの処理の限界に備えて、
サージキューという待ち行列を持っています。EC2で処理できない場合、一時的にこのサージキューにリクエストが格納されます。
サージキューからも溢れたリクエストの数が『SpilloverCount』メトリクスです。

まとめ

・ELBが発行するメトリクスに基づいて、CloudWatchで監視できる。
・メトリクス名から内容を把握できるようにしておく。

今回はELBのCloudWatchによるモニタリングについて確認しました。
モニタリングはAWS SOA試験で重点的に問われるので
しっかりと押えておきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました