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【AWS SysOps】高可用性 1.ELBの概要
ELBとは

AWS
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こんにちは!在宅カエルです!
今回もAWS SysOps Administrator Associate(SOA)受験に向けて学習を進めます。

主に自分の勉強用ですが、SOAを受験する方も
是非参考にしてみてください!

こんな方に読んでほしい!
AWS SysOps Administrator Associate を勉強中の方
AWS ELBの概要について知りたい方

前回はCloudFormationを使ったプロビジョニング(システムのインフラ基盤を構築すること)
についてまとめました。

今回はELBを使った負荷分散について勉強しようと思います。

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ELB(Elastic Load Balancing)とは

ELB(Elastic Load Balancing)はAWSにおけるロードバランサーサービスです
ELBはマネージドサービスのため、メンテナンスについて利用者が意識する必要はありません。

ELBは当初CLBに相当するサービスでしたが、
その後ALBやNLBがリリースされたことで、AWS上のロードバランサーの総称になりました。

ロードバランサーとは・・・・
サーバーへの外部からのアクセスを複数のサーバーに振り分け負荷を分散する機械です。
負荷分散装置とも言います。

ELBを使用することで、
サーバーを冗長化し障害に備えること多数のトラフィックに対応するための負荷分散
を実現しシステム全体の可用性を高めることができます。

ELBを用いたAWS設計原則の実現

試験ではAWS公式から公開されている設計原則をもとに出題されることが多いです。
ELBを用いたAWS設計原則の実現方法について確認しておきましょう。

疎結合化

システムは複数のコンポーネント(Webサーバ、APサーバー、DBサーバーなどのこと)から構成されます。

疎結合化とは、コンポーネント間の依存関係を減らしていくことで、変更や障害が発生する際に、影響をより少なくできるようなシステムを作り上げることです。

複数のWebサーバとAPサーバによって構成されるシステムがあった場合、ELBがなければWebサーバーは各APサーバの接続先情報を保持しなければなりません。この場合仮にAPサーバがスケーリングした際には随時Webサーバの接続先情報を更新する必要があります

ELBを構成に組み込んだ場合、WebサーバはELBの接続先情報だけを保持すればよく、
APサーバがスケーリングした際にも自動でトラフィックを振り分けてくれます。

*疎結合化 ・・・
コンポーネント間の依存関係を減らすこと。ELBを用いることで疎結合化に繋がる。

単一障害点の排除

単一障害点とは、その単一箇所が動かないとシステム全体の障害になるような状態のことです。

例えば、単一のEC2のみで構成されたシステムの場合障害やメンテナンスなどによって
そのEC2が停止してしまうと、システムを利用できなくなってしまいますよね。

このような状態を単一障害点と呼びます。
ELB配下に複数のEC2を設置し、処理を分散することでこの単一障害点を排除することができます。

*単一障害点の排除・・・
ELBによって処理を分散することで単一障害点を排除することができる。

まとめ

・ELBとはAWSにおけるロードバランサーサービス
・ELBを用いて、システムの疎結合化を実現できる
・ELBを利用することで単一障害点を排除できる

ここまでELBの概要について確認しました。
大まかなイメージはできたのではないかと思います!

次回はELBの具体的な機能について学んでいきましょう。
ではでは。

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