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一発合格!情報処理安全確保支援士試験(SC)|勉強方法などまとめ

情報処理試験
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こんにちは、在宅カエルです!

4月に受験した
情報処理安全確保支援士試験(SC)の合格発表があり、無事合格でした。

午後Ⅱの得点がかなーりギリギリですが、
一発で合格できたので勉強方法などをまとめてみます。

こんな方に向けた記事です!

・情報処理安全確保支援士試験を受験予定の方
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そもそも情報処理安全確保支援士試験(SC)とは?

情報処理安全確保支援士試験とは、
IPAが主催し経済産業省が認定する国家試験です。

平成28年まで実施されていた
「情報セキュリティスペシャリスト」が
現在の情報処理安全確保支援士試験にあたります。

そのため難易度も「情報セキュリティスペシャリスト」を引き継ぎ、
ITSS(IT Skill Standard:ITサービスを提供するための能力のものさし)
にて、試験で認定される最高難易度のレベル4に設定されています。

「情報セキュリティスペシャリスト」との最も大きな違いは
試験合格後に情報処理安全確保支援士に登録できることです。

ただし、登録に約2万円。
資格更新のための有料講習で3年間で14万円の費用がかかります。
高すぎて誰も登録しないのでは?ゲフンゲフン。

>>IPA公式サイト より引用

情報処理技術者試験は試験区分毎に英字2文字の略称
(基本情報技術者試験ならFE、応用情報技術者試験ならAP)
が付けられますが、安全情報確保支援士試験はSCです。

SeCurity(セキュリティ)のSとCらしいです。
(若干無理やりと感じるのは私だけ?)

レベル4の中で最初の受験にオススメです

最高難易度の試験とは言いましたが、
同じレベル4の試験の中では論文試験がないことなどから
比較的簡単な試験と言われています。

またレベル4の試験の中で唯一春秋と年に2回開催されます。

IPAが主催する試験はテストセンターで実施するものを除いて、
春期(4月)と秋期(10月)の年2回開催されている。レベル4の他の区分の試験は春秋交互開催なので、年に1度しか受験チャンスがない。

セキュリティの分野は近年重要視され、
他区分の試験でも一定割合で出題されるため
安全情報確保支援士試験でしっかりと勉強しておくと
別の試験を受験した際に役立ちます。

そんなような理由で
「応用情報までとったけど、次はどれから挑戦すれば良い?」
と聞かれたら最もオススメなのが
安全情報確保支援士試験となります。

比較的易し目の難易度と回数の多さから、
応用情報取得後最初の受験にオススメです

前提

前提としてですが、
私は2019年の秋期試験に基本情報技術者試験
2020年の春期(コロナの影響で延期になり実施は10月でした。)に
応用情報技術者試験に合格しています。

情報処理安全確保支援士試験には受験資格などはないですが、
前述した通り、ある程度難易度が高く
ITに関する前提知識が必要になります。

まずは基本情報技術者試験と応用情報技術者試験を取得するのが良いでしょう。

出題形式・試験区分

安全確保支援士試験は午前Ⅰ・Ⅱ、
午後Ⅰ・Ⅱの
4つの試験区分に分けて実施されます。

全ての区分で6割以上得点すると、合格になります。

試験区分 午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
出題形式 四択問題 四択問題 記述式 記述式
問題数 30問 25問 3問出題/2問解答 2問出題/1問解答

午前Ⅰ試験に関してですが、
次のうちいずれかを満たしていると2年間免除になります。

  1. 応用情報技術者試験に合格
  2. 高度区分試験に合格する
  3. 高度区分試験、または安全確保支援士試験の午前Ⅰで6割以上

私は応用情報技術者試験に合格していたので
午前Ⅰ試験は免除でした。

勉強方法

ここまで安全情報確保支援士試験の概要を紹介したので、
次は私が受験した際の勉強方法をまとめておきます。

午前Ⅰ

免除のため、何もしていません。

午前Ⅱ

情報処理安全確保支援士の過去問道場で
とにかく問題を解いていました。

午前Ⅱ試験は半分程度は過去問からの出題になります。
今回の令和3年春期試験も25問中11問は過去問からの出題でした。

そのため、午前Ⅱ対策はとにかく過去問を解くのが最も有効な試験対策になります。

私も計10回分以上は解きました。

10回と聞くと多く感じますが、
問題数が25問しかないので1回あたり30分程度で解けると思います。

移動時間など、時間を見つけて取り組んでいました。

午後Ⅰ・午後Ⅱ

午後Ⅰと午後Ⅱは問題文の量に違いはありますが、
どちらも長文の記述式問題なのでまとめて対策していました。

というか午後Ⅰのほうが90分で2題解く必要があり
時間的にタイトだったのでほとんど午後Ⅰ対策のみですね。

午後に関しても過去問が一番良い参考書だと思っています。
というのも午後は問題から状況を把握して、
時間内に解答するを試されるので
実際の問題形式で練習することが得点につながります。

時間を測って、本番の形式に合わせて
問題演習をするのが重要だと感じました。

過去問自体はIPA公式サイトに掲載されていて
無料で閲覧できるのですが、
問題の解説や知識を補うために参考書を利用していました。

情報処理安全確保支援士合格教本

技術評論社さんから出版されています。
過去問を解く中でわからない単語があれば、
この参考書を辞書のように使って調べていました。

参考書の後半は午後問題の演習になっていて
解説も中々分かり易かったです。

写真で分かるとおり、そこそこの分厚さがあるので
全部読んでいると大変なので必要な箇所に絞って利用してました。

情報処理安全確保支援士パーフェクトラーニング過去問題集

同じく技術評論社から出ている過去問題集です。
試験直前に過去問の解説が紙面で欲しくなって購入しました。

その他

参考書に関しては自分の肌にあったものが、一番かと思います。
良さそうなものをピックアップしておきます。

情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策

応用情報技術者試験受験時に同じシリーズの
参考書を会社の上司からもらって使っていました。
内容が充実していて、使いやすかった印象です。

うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集

キャラクターを用いた対話形式で進んでいくようで、分かりやすそうです。

ただ、初学者向けには書かれていないので
試験前の総仕上げや一度不合格になり、
別の参考書を利用したいなどの場合に良いかもしれません。

当日

午前Ⅱからの受験でしたが、
夕方まで受験することになるので非常に疲れました。

丸々一日かかる試験なので休憩時間は寝てましたね。
試験以外にも解答配布や注意事項で地味に時間かかるので
しんどいです。

コロナ禍ということもあって、
事前に検温して用紙に書いたものを提出したり
一つの長机に受験者が一人になるような配慮がありました。

合格発表

IPAの試験の合格発表はちょっと時間がかかるため
試験2ヶ月後の6月末に発表されました。

自己採点はしていて
午後Ⅱは相当ギリギリな自覚があったので
無事合格していて嬉しかったです。

次回は何を受けるか

今回無事一発で合格できたので、
この調子で他の区分にも挑戦して行きます。

論文があるような試験は難しそうなので、
次回はデータベーススペシャリストを
受験してみようと思います。

データベースは業務でも利用しているので
日頃得た知識を活かして行きたいですね。

また合格すれば、まとめ記事として投稿したいと思います。
それでは。

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